20/11/21 23:18:58.14 t38BChh5.net
>>481
阿頼耶識は、想像の産物というより、瑜伽行者らが数百年かけて何百人もの
瞑想修行の中から思索されて深められてきた教えです。
もともと佛教は、五感と意識に分けて心を理解していたのですが、
それを踏まえた上で、無我でありつつも自分という意識が我々にはあるが
それはどういう構造になっているのかを言い表した時に
我々に認識できない心の働きとしての「自分」があり、
この「自分」は、刹那に滅しつつも一類相続している「変化しつづけるわたし」
であるのですが、これを「常なる私」と錯覚する意識である末那識があると
考えたのです。