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- 暇つぶし2ch21: 類似スレでも、「釈尊が形而上学的問題に黙して答えず。」という説法が度々話題になりました。 長部経典では第九経の「布?波樓経(ポッタパーダ経)」に詳しく記載されてますので、一部紹介します。 (中村元監修) 説法対象者:遍歴の行者ポッタパーダ、象使いチッタ(後に阿羅漢) 【アートマンの三種の分類】 釈尊、「ポッタパーダよ、次のような三種のアートマンの概念があります。 すなわち、物質的なアートマンの概念、意よりなるアートマンの概念、 非物質的なるアートマンの概念です。」 ・物質的なアートマン:形態があり、四つの元素からなる ・意よりなるアートマン:形態があり、すべての感覚器官を備える ・非物質的なるアートマン:物質的でない、心理作用からなる 釈尊、「(象使い)チッタよ、たとえばそれは、牛から牛乳が出てきて、 その牛乳からヨーグルトができ、そのヨーグルトから生バターができ、 その生バターからバターができ、そのバターから醍醐が生じるようなものです。 牛乳が生じるとき、それはヨーグルト、生バター、バター、醍醐と呼ばれる ことがなく、ただ牛乳と呼ばれます。」 ※釈尊は世の中の三つのアートマンの分類を世間の単なる名称、言い表し方、概念に過ぎないと説かれております。 「ポッタパーダは、異教の見解・忍耐・目的・実践・師によっているから 『心理作用とアートマンは異なる』ということを、知り難いのです。」 (※文脈から見て、釈尊を師とすれば悟れるという意味でしょう。)
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