20/06/16 19:48:54.83 skgpG0Wo.net
>>227
龍樹は有為法の三相(生・住・滅)は否定し、故に有為法は成り立たないとしていますよ。
「中論」第7章 つくられたもの(有為)の考察
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龍樹は上述の通り生・住・滅の三相で有為法が成立しないことを説明していますが、生・住・異・滅の四相にしても同じだと思います。
ます中論第7章の一偈では、生一つ取ってみてもそれが有為ならばその生にも生・住・滅という特質(相)がついてしまいますが、本性(自性)が生なのに住や滅という相違する相が付随するのはおかしいとしています。
二偈では、三相を別個に論ずることも和合して論ずることも成り立たないとしています。
三偈では、三相の例えばまた生一つを取ってみても、生を生起させる生生が必要となり、生生を生起させる生生起が必要となり、生生起を生起させる生生生起が必要となり…
また生生にも生生生の他にも生生住や生生滅が必要となり…
また生住にも生住生、生住生、生住滅が必要となり、加えて生住生生とか生住生住とか生住生滅が必要となり…
といくらでも繰り返さなければならない無限遡及に陥る、として三相は成り立たないとしています。
それに対する反対派の意見が四偈にありますが、五偈以降で龍樹得意の帰謬法で反駁しています。
こうして三相を否定しましたが、三相の否定は刹那滅の否定にも繋がるはずです。
もちろん、龍樹が絶対に正しいというわけではありません。
ただ、そういう三相(や四相)を否定する論もあるということです。