20/03/13 14:45:18.10 hVCEQ/El.net
>>470
前も出した筈やけどな
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第二章
「長い時が過ぎると、この欲界は消滅する。
その際には、生きとし生ける者の、大部分は、
二禅天に存在している、光音天に生まれ変わる。」
「彼らは、身分の差が無く、同じ姿を持ち、
光輝を放ち、空中を歩き、歓喜を食べていた。
そこは、日もなく月もなく、男も女もなかった。」
「究めて長い期間、光音天に止まった後に、
梵天界が創造されて、生ける者が落ちて来る。
彼らは、そこに、天の味が広がることを、知る。」
「そして、次々に、意地の汚い者が真似て、
天の味を舐めてみて、とても甘い事を学んだ。
皆が、その味を貪ったため、光輝が弱くなった。」
「自ら発する光が消えて、日と月が現れた。
日と月と星が現れると、昼と夜とに分かれた。
昼夜が現れて一日が、季節が現れ一年が現れた。」