【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践16at PSY
【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践16 - 暇つぶし2ch268:神も仏も名無しさん
19/04/08 08:55:56.07 CZ3Rcxeh.net
二つ目は c e t a s i k a 。心所と漢訳していますが 、認識と一緒に生まれる感情のことです 。
これはそれほどいい意味ではありません 。
心 ・認識機能がはたらいてものごとを認識しますが 、それで終わりません 。
花を見るのも食べ物を見るのも 、見るはたらきは同じなのですが 、私たちは 「きれいな花 」 「おいしそうな食べ物 」などと決めて見ますので 、それなりに心の感情が変化しています 。
人を見るときも 、見る相手によって 、心には違う感情が生まれます 。
怒り 、苦しみ 、悩み 、嫉妬 、明るさ 、眠気 、いろいろなものが心に生まれます 。そのありとあらゆる感情が 、全部 c e t a s i k aです 。
仏教で言う悟りの智慧さえ 、ここ ・心所に入ります 。
悟ったときの智慧も 、感情と言うのも変ですが 、それも一つの 、心に生まれる状態です 。
世界的な画家が描いた絵を 、写真でも模写でもなく本物を目の前で見たら感動する 。
そのように 、真理を見ると心にある変化が起こる 。
その変化を智慧と言う 。それも心所の一つです 。
ですから善悪にかかわらず 、心に生まれる一切の感情は 、心所 。
(アルボムッレ・スマナサーラ「ブッダの実践心理学 第1巻」)


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