【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践15at PSY
【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践15 - 暇つぶし2ch264:神も仏も名無しさん
18/12/21 13:49:03.53 4JyTepTO.net
心自身もものすごい速さで変化生滅を繰り返しているということには 、もっと気づきにくいのです 。自分が自分を知ることは 、大変難しいことなのです 。
どういうことかといいますと 、心が生じたときは 、その心で外界を認識しますから 、自分の心はいつでもそこにあるのです 。
自明のことになってしまうのです 。
自分のことは調べもせずに 、心が生じて認識できるようになったら 、すぐ「『私が 』 、外界を見ている」と、「私が」という気持ちがかならずセットで生まれるのです 。
心が生まれて外界を認識しているときには、認識する 「私が」いることには、疑いは起こりようもないのです 。
「我思う 。ゆえに我あり」な世界なのです 。
では、心が滅しているときはどうでしょうか 。
滅したときは、さすがに心も滅するのだと分かるでしょうか 。
無理ですね 。心が滅したので 、滅したことに気づく 「私が 」いないのですから 。
寝ている間のことは、寝ていると分からないのす 。
だから、「私 」の刹那滅・無常、つまり無我に、なかなか気づけないのです 。
幸か不幸か、普通の心の認識能力では、ちょうど物質 1回分の寿命、1 7心刹那くらい生滅を繰り返して、やっと対象を認識するようになっています 。
テキストはこれから心の対象認識の仕方を、ちょうど、物質1回分の寿命 、1 7心刹那分で分析します 。
(『アビダンマッタサンガハ』を読む 藤本晃)


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