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中部経典 第152経 「感官修習経」
1 このように私は聞いた─
あるとき、世尊は、ガジャンガラーに近いスヴェール林に住んでおられた。
ときに、パーラーシヴィヤの内弟子であるウッタラ青年バラモンは、世尊がおられるところへ近づいて行った。
行って、世尊と喜びの挨拶を交わし、喜ばしい印象に残る話をとり交わしたあと、一方に坐った。
一方に坐ったパーラーシヴィヤの内弟子であるウッタラ青年バラモンに、世尊はこのように言われた。
「ウッタラよ、パーラーシヴィヤ・バラモンは弟子たちに感官の修習を説いていますか」と。
「ゴータマ尊よ、ここに、『眼によって色を見ない。耳によって声を聞かない』と、このように、ゴータマ尊よ、パーラーシヴィヤ・バラモンは弟子たちに感官の修習を説いております」