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宇宙の形成は―『?舎論』の記述にしたがえば―まず、なんの存在とてもない広く虚しい空間に、サットヴァ・カルマンの力がはたらきだすことによって、どこからともなく“微風”が吹き起こることから始まる。
やがてその風は、空間の中でしだいしだいにその密度を増し、ついには円盤状の堅い「大気の層」に造り上げられてゆく。
上山春平;櫻部建.仏教の思想2存在の分析<アビダルマ>(角川ソフィア文庫)(Kindleの位置No.274-277)..Kindle版.