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大般涅槃経から(岩波では「ブッダ最後の旅」)
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「修行僧たちよ。それでは、ここでわたしは【法】を知って説示したが、お前たちは、
それを良くたもって、実践し、実修し、盛んにしなさい。それは、清浄な行ないが
長くつづき、久しく存続するように、ということをめざすのであって、そのことが、
多くの人々の利益のために、多くの人々の幸福のために、世間の人々を憐れむために、
神々と人々との利益・幸福になるためである。」
ここで言う【法】とは、
・四念処
・四正勤
・四神足
・五根
・五力
・七覚支
・八聖道
の事であるが、お釈迦様がその【法】を説いたのは
「それは、【清浄な行い】が長くつづき、久しく存続するように、ということを
めざす」為であり、
そのことが
「多くの人々の利益のために、多くの人々の幸福のために、世間の人々を憐れむ
ために、神々と人々との利益・幸福になるためである。」
と言うのです。
【清浄な行い】とはブラフマー神がそうであるように独身を守るという清浄行を
意味する。
テーラワーダ僧が独身戒を守る、【清浄な行い】を為すのは
「多くの人々の利益のために、多くの人々の幸福のために、世間の人々を憐れむ
ために、神々と人々との利益・幸福になるため」と言える。