【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践14at PSY
【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践14 - 暇つぶし2ch129:SRKWブッダ
18/09/20 13:43:08.21 ihq0pALV.net
>>115
解脱すると、五蘊(色受想行識)の滅を見る。(体現される) そこで、これらが諸行無常なるものに由来していたのだと知ることができる。
また、解脱後は人としては数えられない存在となる(実感される)が、これは人無我ゆえのことであったのだと知る。(つまり衆生は、実は無我なるものを我だと思っている。)
なお、法無我は、法(ダルマ)の由来を説明するものであるが、これは解脱の機縁たる法の句(善知識)が我とは無関係であることを覚知することによって得られるものである。
色は、形態(rupa)作用のことを意味しているが、これは解脱によって恒久的に実感される受想識の滅を見て、その根底にまず行(潜在的形成力)の消滅を認知し、それは色=形態(rupa)作用の滅によるものであろうという構成概念に達する。
よって、先の問いへの答えとしては、「解脱によって五蘊(色受想行識)の滅を見る故に、諸行無常を知り、その根本のメカ二ズムの説明として法無我が語られる」ということになる。
P.S.
釈尊は、これらに関して次のように説いている。
『歓喜の愛に基づく生存が尽き、表象や意識作用も尽きるが故に、感受作用が止滅するが故に、静止がある』(サンユッタ・ニカーヤⅠ)


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