18/08/09 01:12:49.11 1wxp1ZhQ.net
前々スレにインドの聖者が虫を慈しむレスあったよね
蚊は栄養が必要なんだろうし蜂も防衛本能なんじゃないかな?
以下コピペ
アムリッツァーの町にある運河の川岸に、私のよく知っている聖者が住んでおりました。その聖者は足の太ももに深い傷を負っており、その患部からおびただしい数のウジ虫がわいて出ておりました。
私は幾度となく、医師の治療を受けるようにと彼に勧めましたが、彼は全く私の言うことを聞き入れようとはしませんでした。それどころか、足の傷からあふれ出たウジ虫を一匹ずつ拾い上げては、また元の傷の中に戻してやるのです。
私が彼に、なぜそんなことをするのか尋ねてみますと、彼の答えは次のようなものでした。
「もしも、ある人がその家から追い出され、食料も奪われてしまったとしたら、きっと困り果ててしまうでしょう。ウジ虫とて同じ事です。彼らにとっては私の傷が家であり、私の血や肉が食料です。
ですから、ウジ虫を傷口から追い出したり、薬を使って殺すようなことは、彼らに対して暴力をふるうことになります。私の過去のカルマが消滅するまでは、私はウジ虫たちと共に生きねばならないのです。そのうちに、ウジ虫もどこかへ行ってしまうでしょう。」
事実、その言葉通り、それから数日後、すべてのウジ虫は彼の傷口からどこかへ飛び去ってしまい、それと共に、彼の傷も完全に癒えてしまったのです。こうなるまでの間、彼が動けばウジ虫が傷口からあふれ落ちてしまいますので、彼は乞食にも出かけようとはしませんでした。
そこで、周りの者が彼の食べ物を毎日運んでやったのです。このようにこの聖者は、自分の傷口に巣くうウジ虫に対してさえ、慈しみの思いを抱けるようになれていたのです。
―スワーミー・ヨーゲーシュワラーナンダ(「実践・魂の科学」より)