18/05/04 03:04:52.87 eR2qm9GE.net
中国政府はこのシステムの目的は、より信頼のおける、調和のとれた社会を推進することだと主張する。
だが、この制度は市場や政治行動をコントロールするための新しいツールにすぎないという批判の声もある。
人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの上級研究員マヤ・ワンは、
「社会信用システムは、善行を奨励し、悪行を処罰するために習政権が実施する、完全支配のシステムだ。
それも進化する」と本誌に語った。「制度が成熟すると共に、逆らう者への処罰はひどくなるだろう」
社会信用システム構想発表時の文書によれば、政府は2020年までに最終的なシステムの導入をめざしている。
国家的なシステムはまだ設計段階にあり、実現の途上にあるが、地方自治体は、市民に対する様々な方法を試すために、
独自のパイロット版を立ち上げている。中国最大の都市上海では、親の世話を怠る、
駐車違反をする、結婚の登録の際に経歴を偽る、列車の切符を転売するといった行為は、
個人の「信用スコア」の低下につながりかねない。
関連ソース画像
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)