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「阿羅漢」という言葉だけなら『金光明最勝王経』や『入楞伽経』、『仏名経』など
様々な経典に出てくる。
また中国撰述経典とされる『観無量寿経』では中品上生の者が極楽に生まれた後、
阿羅漢道を得るとある。
『無量寿経』の最古の訳である『大阿弥陀経』にあった「菩薩阿羅漢」という表現が、
「菩薩思想の高揚」により少しずつ「菩薩」や「衆生」という表現にとって代わられていった
とするのが以下の論文。
〈無量寿経〉における阿羅漢・声聞の変移 （浄土教典籍の研究）
佐々木 大悟（著） 佛教大学総合研究所紀要 2006(1), 5-26, 2006-12-25
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