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2002年(主日A年) 3月10日 四旬節第4主日
サム上 16:1~13 エフェ 5:8~14 ヨハ 9:1~41
「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。 光の子として歩みなさい。」(エフェ v.8)
主イエス・キリストは、私たち教会を救ってくださった光です。
私たちは以前には暗闇であって、キリストの福音が見えませんでしたが、今は光となってキリストの福音が見えるようになりました。
“光の子として歩む” ということは、キリストの福音をいつも生き生きと聞いていることであり、それを信仰生活のよりどころとして (Iコリ 15:1) 歩むことです。
現代の私たちの教会も、もとは暗闇でありましたが、主に結ばれて (洗礼を受けて) 光となった群です。
しかしその光は決して私たち自らのものではなくて、キリストが照らしてキリストの福音を見えるようにしてくださる光なのです。
当時の賛美歌の一節と思われる エフェ v.14 に合わせて、現代の私たちの教会も歌いましょう。
「眠りについている者、起きよ。 死者の中から立ち上がれ。 そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」(エフェ v.14)
最初の教会は、使徒たちの宣教を通してキリストの福音を聞いて誕生しました。
使徒たちとは、キリストの福音を宣べ伝え、人々に罪の赦しによる救いを与えるために、復活のキリストによって遣わされた人々でありました(ヨハ 20:21)。
カトリック教会は、この最初の使徒たちの宣教を聖伝と聖書から聞くことが出来ると教えています。
「聖伝と聖書とは、教会に託された神のことばの一つの聖なる委託物を形造っている。
この委託物によって、その牧者とともにある聖なる民全体が、使徒たちの教えと、信者の交わりと、パンを裂くことと、祈りとを不断に続けている。」(神の啓示に関する教会憲章 10)
カトリック教会で聖書の重要性が叫ばれるようになって既に久しいのですが、聖職者だけではなくてすべての信者が聖書に親しみ、そこから使徒たちの宣教を通してキリストの福音を聞くことは、これからの21世紀の教会にとっての重大な課題であります。
・・・・・ 以下、本文参照。
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