ローマカトリック教会20161120at PSY
ローマカトリック教会20161120 - 暇つぶし2ch923:老クリスチャン
17/03/04 10:34:18.70 uB7hSawP.net
2014年(主日A年) 3月9日 四旬節第1主日
創 2:7-9, 3:1-7  ロマ 5:12~19  マタ 4:1~11

「蛇は女に言った。 “決して死ぬことはない。 それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。”」(創 v.4)

この伝承の背景にあるのは、神の民イスラエルと他の民とを区別するものはこの民が神の掟を知っているということであり、それを守るならイスラエルは生きることが出来るという理解でありました(申 4:5-8, 32:45-47 参照)。
しかし歴史のイスラエルは、決して従順な民となることは出来ませんでした。
預言者たちが繰り返し、この民は神を知る知識を失ったと断罪した (ホセ 4:1 参照) のは、この意味です。

この神を知る知識と並んで、人間には隠された神御自身の知識があって(申 29:28)、それは犯してはならない神の領域に属していると理解されたのです。
恐らくこの “神が禁じられた善悪の知識”(創 2:17) とは、
人間の道徳のようなものではなくて、命を与えたり取り去ったりする神独自の強力な権能を指していて、人がその神の領分を侵そうとしたために、この世に罪と死が入り込んで来たと説明しているのです。

言うまでもなくこの話は神話であって、歴史記述ではありません。
創世記における神話は、歴史物語りという形では表現出来ない真理を述べるためのものであって、単なる歴史的事実以上にもっと深い真理を語るために選ばれた手段でありました。

今や最後のアダムであるキリストは命を与える霊となり(Iコリ 15:45)、わたしたちにとつて神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです(Iコリ 1:30)。
全世界の教会で今年の四旬節の典礼が、私たちを罪と死から解放してくださった “神の秘められた計画であるキリストを悟る”(コロ 2:2)、恵み豊かな場として用いられますように。

・・・・・ 以下、本文参照。
URLリンク(www.kuwaei2000.com) ●Archives● より


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