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2013年(主日A年) 12月1日 待降節第1主日
イザ 2：1～5 ロマ 13：11～14a マタ 24：37～44
「だから、目を覚ましていなさい。 いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。｣(マタ v.42)
典礼暦の最初の主日のミサで、今年も私たちは 「目を覚ましていなさい」 と呼びかけられています。
新しい一年を歩み始める教会は毎年、会衆一同に向かってミサの聖書朗読を通して、「人の子が来る」(マタ v.37)、「人の子は思いがけない時に来る」(マタ v.44) ということへと注意を喚起するのであります。
なぜなら、教会とは終わりの日に再臨のキリストを歓呼して迎えるべく招かれている民だからです(ロマ 8:17)。
「人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。 洪水になる前は、ノアが箱船に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。｣(マタ vv.37-38)
ローマ教皇も、各国の司教団も、現代という時代のいろいろな問題に対して多くの指針を語り、全世界の信者にそれぞれの置かれた立場でこの世に奉仕することを勧めています。
実際、“食べたり飲んだり、めとったり嫁いだり” とは、どうでもよいことではなくて、人間が生きていく上での最も基本的な事柄だと理解すべきでしょう。
教会が人間のそのような基本的権利を擁護し、すべての人がそれを等しく享受出来るように奉仕することは、いささかも間違ってはいません。
しかし ・・・・・
「そのとき、畑に二人の人がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。 二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。｣(マタ vv.40-41)
・・・・・ 以下、本文参照。
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