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霊操(岩波文庫)イグナチオ・デ・ロヨラ著_門脇佳吉訳・解説
[第二部 キリストの旗]p155
第一対話 「われわれの貴婦人」との対話である。
自分がキリストの御旗のもとに受け入れられるような恵みを、
主なる御子から得てくださるように対話して願う。
まず第一に、私をいと高き霊的清貧に導き、
もし「神聖な威厳に満ちた方」が私を奉仕させようと思われ、私を選び、
受け入れることを望まれるならば、実際上の清貧にも導き、
第二に、人々にも罪を犯させず、
「神聖な威厳に満ちた方」の御旨にも背かずして堪えてゆけるなら、
より一層キリストに倣うために、辱めと蔑みとを忍ぶように、
導いてくださるように祈る。
その後。「天使祝詞」を唱える。
第二対話 御子キリストとの対話である。
御父から同じ恵みを私達のために手に入れてくださるよう御子に願う。
ついで「アニマ・クリスティ」を唱える。
第三対話 御父との対話である。
同じ恵みを私に与えてくださるように御父に願う。
「主の祈り」を唱える。
注意 この霊操は夜中と、もう一度明け方に行い、
ミサ聖祭と晩課のときに二回反芻する。
いつも「われわれの貴婦人」と御子と御父との三つの対話で終る。
次に述べる「三組の人」の霊操は夕食前に行う。