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2007年(主日A年) 12月23日 待降節第4主日
イザ 7：10～14 ロマ 1：1～7 マタ 1：18～24
「この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、御子に関するものです。 御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。｣(ロマ vv.2-3)
イエス･キリストの福音は、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です(ロマ 1:16)。
それは、どんな救いなのですか。
「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト･イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。｣(ロマ 3:23)
御自身の血によって、ただ一度永遠の贖いを成し遂げるために(ヘブ 9:12)、御子は人となってマリアから誕生されました。
そして人々の罪を清められた後、復活して永遠の神の右の座に着かれました(ヘブ 1:3, 10:12)。
「二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。｣(ヘブ 9:28)
教会は、やがてこの再臨のキリストを歓呼して迎える共同体として、今年も主の降誕を記念します。
アハズ王は自らの不信仰を隠そうとして、神にしるし (証拠) を要求することはしないと言いました。
そこで預言者イザヤは告げます。
主は自ら御自分の救済史の要となるしるしを与えられる。
「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。｣(イザ v.14)
その時に預言者が、どういう出来事を具体的に指して言ったのかを、私たちは知りません。
ただそれから800年近くも経った頃に、初代教会はそこにイエス･キリストの誕生を約束する神のことばを見出したのでした。
間違いなく、それは救済史の要となるしるし (ルカ 2:12) でありました。
・・・・・ 以下、本文参照。
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