坐禅と見性第112章ホワイトオータムからブラックウインターへとat PSY
坐禅と見性第112章ホワイトオータムからブラックウインターへと - 暇つぶし2ch224:素人A
16/11/08 08:19:06.31 dU4xe+i/.net
玉城さん、タンマの顕現 ・・道元禅師はなかなか複雑な方で、天才道元にして初めてあの『正法眼蔵』九十五巻を述作し得
たところの、たぐいまれな仏教者でありますが、その道元禅師が只管打坐という事を言われました。身も心もその全体が打つ
て一丸となり、全身心でひたすら坐る。その坐る事は、仏の自受三昧のことで、弘法大師は全宇宙が大三昧、すなわち法界定
であると言われた。地・水・火・風・空・識の六大無疑、すなわち全宇宙がそのまま三昧に参加することが只管打坐である。
これは単なる言葉ではなく事実だと思います。さつき法然聖人の念仏になぞらえて、凡人の実態を
さらけだしてしまいましたが、これが大三昧にあずかる凡人の実態です。そこがなんとも奇妙な所で人間の不思議というか、
大三昧そのものの不思議な力というか、どうともいいようがありませんが、ともあれ禅定に入って大三昧に吹きとおしにな
るとき、道元のいわれるようになってしまうのですね。


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