16/09/14 17:15:30.33 uutt9TIW.net
昔、少女漫画家の高階良子が描いた「はるかなるレムリア」というのがある。
ストーリーはうろ覚えだが、ヒロインの少女が両親を亡くし、親戚をたらいまわしになり虐められる。
そんな少女には幼馴染みの少年がいて、少女を唯一庇っていたが、ある日の事、性根は行方不明になった。
大人たちは神隠しだと言い、村にある竪穴の洞窟は異世界への入口だと伝えられていた。
少年は、その竪穴の洞窟へ落ちたのだと言われ、穴の底を探すと…白骨化した少年の遺体が発見される。
それから月日が流れ、少女は相変わらず虐められていたが、ある日のこと生長した少年が洞窟の入り口付近に現れた。
生長した少年と少女。
少年はナーガラージャの守護を受け、神力を得て生きていた。
だが、少年は現世を離れ、地下世界で生きるレムリアの末裔。
そんなある日、少女の住まう街に未曽有の震災が襲う。
それを少女に知らせようと現世に戻ってきた少年。
けれど、少女はムー帝国の王妃の生まれ変わりで、その神力から予知をする。
しかし、少女の預言を嘲笑う街の人たちは誰も信じず、震災で家は倒壊し街は崩壊して行く。
その時、洞窟から生き残った人々を救うため、少年が現れた。
少年が導く先にあった世界は、地底に広がる世界。
かつて地底に沈んだムー帝国の人々が作った世界だという。
不思議な光とエネルギーで現世よりもハイテクな科学力で統治される。
その世界の統治者である少女の傍らには、新たなラ・ムーになったナーガラージャの守護を持つ少年と少女が立つ。
少女を馬鹿にして虐めていた人々は、新たな新世界の帝王と王妃に頭を下げる。
これがストーリーなんだけど、物語の軸にあるのはムー帝国と地下都市の存在だ。
地下都市は言わずと知れたアガルタの首都シャンバラのこと。
この漫画は40年ほど昔に書かれた。
当時は、一般人は知らないアガルタやムーの話。
それを少女雑誌で掲載していた。