16/08/25 07:26:56.27 GiIMCKUq.net
釈迦が説いた瞑想法の止観。
止＝サマタ＝集中
観＝ﾋﾞｨバッサナ＝拡散
その目的は何かというと、止を修行することによって智恵が生じ、煩悩が断てると説いた。
これを心解脱という。
観を修行することによって智恵が備わると説いた。これを慧解脱という。
心解脱と慧解脱が完成すれば、第四段階の悟りである阿羅漢＝ブッダ＝仏さま、というわけです。これが上座仏教のルーツであるところの原始経典＝阿含経に説かれている内容です。
私は二十年以上、中村元先生や増谷文雄先生などが訳された阿含経を読んで来たが、スマ老人がいうようなﾋﾞｨバッサナの実践など、どこにも説かれていなかった。