15/06/19 13:13:00.21 chXG3/OP.net
転生思想と関連して、人は善業を積もうが悪業を積もうが、それは成長のために必要なプロセスだと考える人がいます
人としての喜びと苦しみを味わい尽くした生の次の生では、そういったものにはあまり興味を持たないとか、修行者なら
前生の続きからまた修行が始めることになるなど納得しやすい話だと思いますし、修行を志していながら、人によって
ものすごく生き方が違うのも、前世からの絡みで考えればなるほどだと思うことも多いでしょう
さて、人を殺して理想を遂げようとするのは、歴史的に考えても、仏教的世界観から考えても、叡智からはまだまだ遠い
状態を指していることがはっきりとしています、最近読んだ本ではこの例として、モンゴル帝国の隆盛と没落、ガンディー
によるインド独立の話などが挙げられていました