15/06/10 12:46:30.13 aAx0zV3m.net
>>327
大乗経典は耳に心地いいことも書いてあります。自分と離れた清浄な世界ですから
自我が安心するわけです。この経典は自我が安住できると。
しかし、原始仏典は自我に対して攻撃してきます。耳触りの悪いことも書かれています。
自己の煩悩を向き合わざるをえません。
原始仏典は放棄の道が説かれています。だから自我が嫌がる。
ただし、シャーンティ・デーヴァや、カマラシーラのような聖者が書いた大乗経典には
実践的な原始仏典の教えを踏襲した修行法が具体的に説かれてます。
大昔のインドのナーランダー僧院では、間違いなく原始仏典も学んでいたということでしょう。