15/05/06 23:30:15.70 wT5z0K05.net
麻原に現実世界のグルがいないことはまず明確です
マハーヤーナにも「宗教上の指導者であるグルを持たず」とあり、これは基本中の基本でしょう
では現実ではない世界においてグルがいたのか
帰依の対象、根本グル、グルの中のグル、わたしのすべて、これらは説法や詞章や歌詞で用いられる頻度のもともと高い表現でした
一方、グル・シヴァ神、わたし＝シヴァ神の化身、わたしの偉大なるグルであるシヴァ大神という表現は後になるほど頻度が増します
まあ初期にも無い訳ではないが
そしてこの詞章では麻原の位置づけがよくわかる
この目的が達成されるかどうかということは、オウム真理教のグル、つまりわたしと・・・・
グルの背景に存在していらっしゃる、すべての偉大なる真理勝者方、つまり、仏陀釈迦牟尼、そうですね、
サキャ神賢をはじめとして、ヴィパッシー真理勝者や、カクサンダ真理勝者や、コーナーガマナ真理勝者や、
あるいは、カッサパ真理勝者や、アビブー真理勝者や、たくさんの真理勝者方を観想しましょう。そして、
その根本的なグルであられる、偉大なる完全なる絶対なるシヴァ大神を観想しましょう。
この最後の「根本的なグルであられる、偉大なる完全なる絶対なるシヴァ大神」、これはまさに麻原の常套句です
日々、懺悔と帰依の対象を明確にし、傲慢にならないように頭上に掲げたはずのシヴァ神が、いつの間にか
お釈迦様をはじめ過去七仏の仏陀方、他の偉大な成就者方と兄弟弟子になったかのような、道具にされてしまいました
増上慢に陥らないための「シヴァ神」が逆に増上慢に陥るための重要なアイテムと変化していきます
では麻原は本当にシヴァ神の弟子であったのか？
麻原がさんざん語った兄弟弟子達と比較してみれば一目瞭然、答えはNOです
つまり「麻原のグルはシヴァ神だ」という主張は妄想であり、シヴァの名を汚す侮辱、汚辱に他なりません