14/06/15 03:06:35.10 CSbejOAw.net
>>513
自己の思考を客観視しているんですね。
そこに取り込まれないで離れていられている訳です。
これは,例えば,「魅惑的なモノ」が目の前に現れても,
それに対する感情に巻き込まれて執着しない状況と言えます。
思考を見つめて離れて見つめられている訳ですが,
その見つめている見つめ,それを見る必要があります。
それは,別の思考なんですね。
それを見つめようとすると,つまり掴もうとすると,
また別の思考が生じます。
それを掴もうとすると,また別の思考・・・
このように永遠に続いていきますが,
そのような主体と客体の関係全体を掴もうとする観点が
生じてくるかも知れません。
そうすると,その構造から,より一段離れることができます。
しかし,その離れた観点,それ自体がまた別の思考なのです。