14/02/28 21:01:15.38 sOyMYZhd.net
全身麻酔は、薬物で神経をマヒさせ、意識と五感の関係を強制的に遮断する。
そのため、手術時の記憶が飛んでしまう。
これは意識を通過しないと記憶が成立しないという証拠でもある。
これに対して坐禅は、対象からの刺激を意識的に断つことで、
意識そのものになろうとする。滅尽定・涅槃定に入ると、マナ識が活性化し、
これらを監視し、評価し、記憶しながらフォローしている。
薬物ではなく、坐禅だからこそ、マナ識が活性化するのだと思われる。
マナ識を活性化させることが「心眼を開く」ということであり、
このマナ識が坐位を保たせ、自分が自分を見るという成道を可能にする。