14/04/10 01:12:53.23 QA8B6Q2m.net
>>843
聖書の記述を見てみると、神様から造られた当時、アダムの心の中には「神と同等の存在になりたい」という「悪い考え」は、
一切なかったように思います。
二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。
(新共同約聖書 創世記 3章7節)
上記は、蛇にそそのかされたイヴから「善悪の知識の実」をもらい、その実をアダムが食べた後に何が起きたか、ということを示す、
重要な箇所です。
神様は、アダムとイヴに「自由意志」を与えていました。
それは、神様の二人に対する「信頼の証し」でした。
ですから、当然、二人は「自由意志」によって、蛇の誘いを断ることもできました。
でも、蛇の誘惑に乗ってしまい、二人は「善悪の知識の実」を食べてしまいます。
ここには、私たち「人間の弱さ」がどういうものかが、巧みに表現されています。
ここを見て、私たちは改めて「自身の弱さ」を自覚しなければならないと思います。
先に別のレスで書きましたが、「自由意志」とは、全能の神様といえど、自由にはできない意志で、
アダムとイヴは自らの「自由意志」によって、神様から「食べてはいけない」と忠告されていた実を食べました。
二人のこの行為は、「神様の信頼」を裏切る行為であり、「神様のせい」ではありませんので、
彼らのしたことは、神様の責めに帰すべきことではないのです。
>>843さんは、アダムやイヴのことを「失敗作」とおっしゃっていますが、それをおっしゃったら、あなたも当然、
「自身は失敗作」だということを、御自身で認めなければならなくなりますよ。
神様は、誰のことも「失敗作」だとは思っていません。
なぜなら、アダムやイヴのことも、一度は祝福されて、「極めて良し」と判断なさったからです。
(続く)