14/04/07 00:16:33.03 mHoKQWd5.net
まず、初めに‥‥「原罪」について、説明することから始めたほうがよろしいかと思います。
「原罪」というのは、神様が最初に作った人間、アダムが犯してしまった「罪」のことです。
このことからわかるように、「罪」とは人間の世界でいう「犯罪」のことを指すのではありません。
蛇にそそのかされて、禁じられていたリンゴの実を食べ、神様のようになろう、神様より自分の存在を上にしよう、とした「傲慢さ」が、
その時、アダムの心の中にはありました。
このように、「罪」というのは、「神様に背くこと」であり、「人間の良心からかけ離れた言動」のすべてを指します。
そして、アダムが犯した罪は「原罪」と呼ばれ‥‥「原罪」には「連帯性」がありました。
その「連帯性」により、今の私たち、人類にも「原罪」が存在するのです。
「原罪」が「連帯性」であるという証拠は、私たちの内において証明できます。
例えば、「人を見下した」ことはありませんか?
「人に対して、ちょっとでも殺意を感じた」ことはありませんか?
「万引きをしたり、実際に行わなくても、万引きしたいと思った」ことはありませんか?
「自分に良くしてくれない、意地悪なあの人が酷い目に遭えばいいのにと思った」ことはありませんか?
数え挙げればキリがありませんが‥‥、こういった「良くない思い」は、すべて「原罪」から来ていることなのです。
本当に原罪のない人間は、心の中で悪いことを思いません、善いことだけを思います。
とりあえず、これで「原罪」に関する説明を終わります。