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石川電力 コラム
2020.03.10
地域密着の電力会社として地域の防犯に貢献しSDGsを達成
地域の防犯にカメラで貢献
空き家は地域に一体どのような影響を及ぼすのか
2016年の創業時よりお世話になっている地元企業の経営者さまから借り受けた空き家についてまずはお話したいと思います。現在、石川電力が本社を構えております金沢市桂町ホ16番4号はもともと空き家だったのです。これを私たちは2018年7月にリノベーションを行いました。このリノベーションもまた地元企業の有限会社マックユニオンさまにご協力をいただきました。
地域の治安をよくしたい 〜まずは自分でできること〜
空き家というのは、地域の外部不経済を生み出す元となるものだと私たちは考えました。例えば、倒壊のリスクや衛生面での問題もありますが、何よりも空き巣や不法侵入による住み込み、放火による被害が社会問題として取り上げられています。子どもの連れ込みなどの犯罪も実際に起こっているという話を聞き、心を痛めました。なので、小さなことかもしれないけれど、まずは自分たちが動くことが大切。このように考えて私たちは「地域保全」の理念を持って空き家を再活用して社屋とすることにしたのです。
金沢の町並みに溶け込むような町家風の佇まいを希望し設計していただきました。おかげさまで、お蕎麦屋さんかと間違えられることもある程ですので、是非一度お立ち寄りください。正面に下がっている日除けのれんもまた地元老舗企業さまにご協力をいただきました。このように私たちが働く社屋には「地域保全」の想いに多くの方々から共感をいただいて出来上がった特別な思い入れがあるのです。
地域の安全を守りたい 〜 “みんな” だからできること〜
2019年12月より株式会社EXIZZLE-LINE（エクシズルライン本社：石川県白山市）さまが手掛ける防犯カメラの新ブランドFRAMING（以下、フレーミング）に対し、地域の防犯対策への貢献として石川電力顧客への導入費用の一部補助を開始しました。前項で「地域保全」の観点から空き家の利活用を行ったことをご紹介しましたが、これに続き「地域の安全・防犯対策」とより焦点を絞った活動を始めたのです。