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大阪府警、大麻使用の4巡査を懲戒免職 蔵川被告「高校3年から使っていた」
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大阪府警の警察官4人に大麻使用が発覚した問題で、府警は24日、堺署地域課巡査の蔵川涼太被告(22)=大麻取締法違反(所持)で起訴=と、別の署の男性巡査3人(20~22歳)を懲戒免職処分にした。府警は同日、この3人を同法違反(譲り受けなど)の容疑で書類送検した。
3人は、蔵川被告と警察学校の同期だった西堺署地域課の巡査2人と、南署特別警察隊の巡査。府警は、3人を逮捕していないことを理由に氏名を明らかにしていない。
府警監察室によると、蔵川被告は調べに対し、「高校3年から大麻を使っていた。警察に入って一時やめたが、2019年秋ごろから週に1~2回ほど使用した」と供述している。西堺署の2巡査は蔵川被告から勧められ、19年10月から使用。大麻は蔵川被告から購入し、3人で一緒に吸うこともあったという。
一方、南署の巡査は20年1月以降、密売人から購入して大麻を使ったという。いずれも勤務中や職場での使用は確認されなかった。
宮崎亘・監察室長は「職員に対する指導を徹底し、信頼確保に一層努める」とのコメントを発表した。【向畑泰司】 <