18/02/14 01:11:35.77 .net
>>543
どうもそういう話ではないようだよ
純粋に創価学会が、ノンキャリアの警察幹部を懐柔する事で、私物化してるという問題っぽい
これに関しては警察組織に関して研究した本を読んで貰えたらわかるけど
警察という組織は、キャリア組とノンキャリアの二層から出来てるんだよ
(準キャリアという両者の中間型の幹部もいるけど、この人達は除外する)
で、ノンキャリアの警察官って何かというと
警視庁・都道府県警察が実施してる警察官試験で採用した警察官の事
警視庁・都道府県警察実施の警察官試験は、大卒区分と高卒区分で分かれているけど
公務員としての扱いの上では、実は旧国家三種(高卒)相当で、大卒区分で採用された大卒警察官であっても
旧国家三種(高卒)相当として扱われる
まだある
警察官は全国で20万人くらいいるんだけど
警察官僚であるキャリア組は、年に三十人くらいしか採用しない為、千人くらいしかいない
警視長まで昇進して、官僚になる事が約束されている準キャリアでも同じく年に数十人しか採用しない
この程度の人数では、とてもじゃないが、警察組織の重要な管理職に配置するには足りない
道府県警警察本部は会社組織と同じく部―課で構成されているわけだけど
警視庁は別として、殆どの県警本部では、部長の多くが都道府県警察採用のノンキャリアの幹部が務めている
警視正にまで昇進して、退官間際の最後の年に就任したりしているのが本部の部長
副部長に相当する部の参事官も、やはりあと5年くらいで退官するノンキャリアの警視が就任してる
要職である警察本部の課長も50代のノンキャリアの警視が就任している
つまり、都道府県警察の殆どの管理職者は、ノンキャリア出身の警視以上の警察官が占めてる
警察本部でキャリア組が就任しているポストなんて、数える程しかないよ
警察の構造というのは、都道府県警察採用のノンキャリアの警察官が、各都道府県警察を実質支配・掌握していて
そのノンキャリアの中でも、各都道府県警察本部でもっとも出世した幹部らが、トップとしてノンキャリアの警察官を束ねていて
その上に、警察官僚であるキャリア組の警察幹部が君臨する、という形になっているんだと
つづく