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犯人隠避で２人書類送検、５人を処分 府警、速度違反もみ消しで
東山署の交通課員が同僚の速度違反をもみ消したとされる問題で、京都府警は２日、犯人隠避の疑いで、現八幡署の男性警部補
（４７）と現亀岡署の男性巡査長（４１）を書類送検した。また警部補を停職３カ月、巡査長を減給、違反した現福知山署の
男性巡査部長（５４）も停職１カ月の懲戒処分とした。
府警は、もみ消しを黙認したり上司に報告しなかったとして現向日町署の男性巡査部長（４６）を本部長訓戒、東山署の男性
警部補（３５）を所属長注意とした。
書類送検容疑は、昨年９月２４日夕、京都市東山区の五条通でバイクで帰宅中の巡査部長が制限速度５０キロを６５キロで
走ったのを確認したのに、切符を切らずに立ち去らせた疑い。
府警によると、２人はバイクの運転手が職場の先輩で免許証を出さずに黙ったため見逃したという。警部補は「秋の交通安全
運動期間中でもあり、もみ消した」、違反した巡査部長は「見逃してくれると思い、免許証を出さなかった」と供述している
という。取り締まりは５人で行い、うち１人が異議を唱えたが受け入れられなかった、という。
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