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元国交省職員ら３人、控訴審でも有罪 明石砂浜陥没事故
兵庫県明石市で２００１年１２月、
東京から帰省中だった金月美帆（きんげつ・みほ）ちゃん（当時４）が陥没した人工砂浜に生き埋めになって死亡した事故で、
業務上過失致死の罪に問われた元国土交通省姫路河川国道事務所東播海岸出張所長の時沢（ときさわ）真一被告（６３）、
元明石市土木部参事の青田正博被告（６６）、
元明石市海岸・治水課長の金井澄（きよし）被告（６０）
の差し戻し後の控訴審判決が２日、大阪高裁であった。
湯川哲嗣裁判長は「陥没が予見できたのに、対策を怠った」と判断。
禁錮１年執行猶予３年（求刑禁錮１年）とした差し戻し後の神戸地裁判決を支持し、被告側の控訴を退けた。
同罪に問われた元姫路河川国道事務所課長の梶勲被告（６８）＝控訴中＝
の公判は体調不良で分離されている。（平賀拓哉）