22/02/24 23:34:32.88 .net
生活保護の窓口にもと警官が―香川・高松市
高松市は、生活保護課の初期面接官として5人の警官・刑務官OBを配置しています。さらに、「公正を期す」との名目で、保護申請相談の場の同席は、親族と民生委員に限り、SWは許されません。入院時の生活保護申請でも同じです。
また、14日以内にしなければいけない保護決定を、「特別な理由があるとき」に限定されている30日までかかることが常態化しています。
制度の知識の乏しい相談者が、威圧されながら現状を訴えることは困難です。お年寄りが「最後の頼み」と生活保護の相談に行ったが、複数の面接官から取り 調べのように対応され、泣いて帰ってきた、入院の医療費に困って申請を行ったら、「お前はウソをついているだろう」と怒鳴られた、などの話も。保護が必要 なのに「相談」の形で追い返され、申請できない人があい次いでいます。
元警官・刑務官の配置は、生活保護費を暴力団が不正受給した5年前の事件がきっかけでした。しかし、不正対策として本当に保護が必要な人を閉め出すのは「適正」ではありません。
高松市政はこの方法を「高松方式」と誇ってさえいます。香川民医連は、生活と健康を守る会などとともに、市政に、抗議や申し入れを何度も行っています。