04/05/01 21:48 zTAYq3x1.net
アメリカには、日本みたいに自然に空気を循環させる、空気を入れ替える
というような概念がありません。アメリカの建物の窓の多くははめ殺しか、
わずかに開くていど。それに、建物の両側の窓を開けて風が通り抜ける
ことが出来るような設計になんていることは殆ど無い。
昔から借景など、周りの自然環境との調和の中で生きてきた日本人文化と、
自然は征服するものという西洋文化の違いが顕著に現れている例でしょう。
アメリカの建物は、外界から遮断するという事しか念頭に置かないで設計
されている。
日の光に対する感覚も全く同じ。日本の家は、南向きに建てるのが普通。
南に面した部分には大きな開口部を取って、日の光が最大限に取り込める
ような設計をする。アメリカの建物は、通りを基準にしているので、通り
の走る方向によって、北向いたり東を向いたり色々で、南側の壁に窓が
一つもなかったりすることも多い。つまり、方向に全く向感心なのだ。
アパートを探しにいく場合でも、レンタルオフィスで、部屋の向きとかを
聞いても大抵I don't knowという答えが返ってくる。