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※調査期間:2025年4~7月
「だから流産したんだよ」同僚の無理解に絶句 妊娠中の看護師、夜勤免除はワガママか - 産経ニュース
2026/7/23 11:28 中井 芳野
看護師の4人に1人が流産を経験していたことが23日、日本医療労働組合連合会(医労連)の調査で分かった。常態化する人手不足による慢性的な疲労などが影響しているとみられ、デスクワークに従事する女性の流産率を大きく上回る事態となった。
医労連などは、令和2年以降に妊娠した働く女性1664人を対象に調査を実施。それによると、職業別(100人以上)での流産率は看護師が27.9%で最も高く、介護・福祉の職種(25.7%)、保育士(25.2%)も目立った。これに対し一般事務は17.5%だった。
休みにくい職場風土
高い流産率の背景には、妊娠中でも人手不足を背景に過酷な労働を迫られたり、体調不良でも気軽に休みにくかったりする職場風土が影響しているとされる。2度の流産を経験した女性は壮絶な過去を振り返りながら、看護師の仕事が妊婦や胎児の犠牲の上に成り立っている構図を疑問視する。
三次救急を担う栃木県の病院の泌尿器科で看護師として働いていた女性(31)は令和2年、妊娠10週で流産した。
(中略)
消えない記憶
抱え込んできた深い苦しみを共有できるようになったのは、流産や死産を経験した当事者団体「SORATOTOMONI(ソラトトモニ)」の活動に携わるようになってから。団体が運営するウェブメディアでライターとして流産経験を発信する中で、「一人じゃないと思えるようになった」。
今は個人医院で働きながら、その後不妊治療で授かった10カ月の息子の世話に追われている。幸せをかみしめる日々だが、2度の流産への苦い記憶は消えない。
夜勤や人手不足による過酷な勤務は「命をジリジリと削られていく感覚があり、異常妊娠は常に隣り合わせ。(看護師たちは)大切な仕事だが、妊婦や胎児の犠牲の上に成り立っているままでいいのか」と訴えている。(中井芳野)
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