26/07/09 15:07:19.60 lHqqONvq9.net
一度も会ったことのない医師が、あなたの健康状態について勝手に診断書を作成していたら? しかも、その診断書には「認知能力がない」と記載され、それを根拠に裁判所があなたに成年後見人を選任していたとしたら?
にわかには信じ難いそんな出来事が首都・東京で起きていたことが、フロントラインプレスの取材で新たにわかった。無診察での診断書作成は、当然、医師法違反だ。医師の倫理にも反している。いったい、なぜ、こんなことが起きたのか。取材を進めていくと、成年後見制度そのものが抱える“闇”の姿が見えてきた。
●被害者は、「連れ去り」から脱出した80代女性
被害の当事者は、東京・港区の田中かほるさん(2025年8月に84歳で死去)。
かほるさんは2022年9月、港区の職員によって連れ去られ、その後、複数の施設を点々とした後、東京都青梅市の精神科病院に医療保護入院させられた。居場所は長期間にわたって家族にすら知らされず、2025年5月に娘の裕子さん(30代、仮名)によって病院から救出されるまで、およそ2年8カ月にわたって家族との直接の面会も許されない状態に置かれた。
かほるさんが施設に囲われたのは、港区長が職権によって後見開始の申し立てをしたことに端を発している。港区は「かほるさんは統合失調症で、娘から虐待されている。親族と引き離し、成年後見人を付ける必要がある」として、東京家裁に医師の診断書を提出していた。ところが、この診断書は医師による診察を経ないまま作成されたものだった。虐待の事実がなかったことは、かほるさん自身が救出された後に証言している。
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