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厚生労働省は9日、受動喫煙対策を検討する専門委員会で、加熱式たばこに対する規制強化を見送る方針を示した。加熱式たばこは、飲食店の専用室で喫煙しながら飲食を認める経過措置が取られている。受動喫煙による人体への影響が示唆されるが、現時点で十分に明らかになっていないとして、措置を継続する。
加熱式たばこをめぐっては、厚労省の研究班が、国内外で発表された論文を基に、副流煙から複数の発がん物質やニコチンなどが検出されたとする報告をまとめていた。呼吸器や心臓の病気との関連性について、科学的根拠が明確ではないものの、「影響が示唆される」とした。一方、発がん性や、子ども、妊婦への影響は判定できないとした。
厚労省は同日の委員会で、▽科学的な知見が十分に蓄積されていないことから経過措置を継続させる▽加熱式たばこに関する研究を進める▽現時点で判明している健康影響を見解の形で公表する―との対応案を示した。
読売新聞 2026/07/09 11:35
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