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【ワシントン、ロンドン=共同】チャールズ英国王は27日、米首都ワシントン郊外の空軍基地に到着し、国賓としての訪問を開始した。30日まで。7月4日で英植民地だった米国の独立宣言から250年の節目を迎える中での訪米。
イラン攻撃に批判的な英国をトランプ米大統領は非難しており、英政府は王室に好感を抱くトランプ氏の態度を軟化させ「特別な関係」の修復につながることを期待する。
国王は27日、トランプ氏らとのお茶会に出席する予定。28日にはトランプ氏と会談し、議会で演説する。同日夜にはカミラ王妃と共にホワイトハウスでの晩さん会に出席する。その後、東部ニューヨークや、南部バージニア州を訪れる。
トランプ氏は、各国のロイヤルファミリーが持つ権威や名誉に対する憧れを隠さない。英BBC放送の取材に、チャールズ国王の訪米が英米関係修復につながるかどうかについて「答えは間違いなくイエスだ。彼は素晴らしい男だ」と語った。
ただ、スターマー首相に対しては、北海での油田とガス田の「開放」や移民政策厳格化を一方的に要求。国王の訪問でトランプ氏をどこまで懐柔できるかは不透明だ。
イラン攻撃を巡ってトランプ氏は、英国がインド洋の英領チャゴス諸島ディエゴガルシア島にある米英共同基地の使用を当初認めず非協力的だと不満を表明。ホルムズ海峡で航行の自由を確保するため艦艇派遣を求めた際にも消極的だったとして、英国を批判している。
日本経済新聞 2026年4月28日 5:49
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