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山形県新庄市の市街地にいるのが確認されたクマが捕獲されました。警察によりますと、けが人はいないということです。
1日午後、新庄市十日町でクマ1頭が見つかり、その後、市街地を移動して市中心部の最上公園の中にいるのが確認されました。
新庄市は公園内の1か所にクマを捕獲するためのわなを設置しましたが捕獲できず、2日は警察や消防団、猟友会などがおよそ170人の態勢で捜索にあたっていました。
市によりますと、2日午前7時ごろ、クマは公園から南東におよそ500メートル離れた場所で見つかり、午前9時半すぎ、獣医師が麻酔銃を撃って眠らせ、捕獲したということです。
猟友会によりますと、捕獲されたクマは体長およそ1メートルで3歳から4歳とみられ、人里から離れた山に放したということです。
警察によりますと、けが人はいないということです。
現場で捕獲の状況を確認した新庄市の山科朝則市長は「きのうから皆さんに心配をおかけしたが捕獲することができた。市の中心部にクマが出没し危険だったので、今後、関係機関と相談して対策を進めていきたい」と話していました。
猟友会「やせていたので 冬眠から早く目覚めてしまったか」
山形県猟友会最上支部の古澤友一さんは「クマのサイズは1メートル35センチほどで、3歳から4歳ほどの成獣とみられる。やせていたので、食べ物が少ない中で冬眠中のクマが早く目が覚めてしまったのではないか。住民にけががなく捕獲できてよかった」と話していました。
NHK NEWS WEB 2025年2月2日 13時53分
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