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国内コンビニ最大手セブン―イレブン・ジャパンの既存店売上高の伸び率が低迷している。物価高で消費者の節約志向が強まる中、注力してきた「セブンプレミアムゴールド」などの高級路線があだとなり、商品が割高とのイメージが広がったのが一因とみられる。競合するローソン、ファミリーマートと比べて成長鈍化が鮮明となっている。
親会社のセブン&アイ・ホールディングスはカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから7兆円超の買収提案を受けている。買収防衛には株価向上が欠かせないが、中核事業セブン―イレブンの伸び悩みは懸念材料となりそうだ。
セブン&アイが発表した2024年1~11月の月次営業情報によると、セブン―イレブンの既存店売上高は前年同月比0.6%減から0.6%増の間で毎月推移し、11カ月平均の伸び率は横ばいだった。
セブンは値頃感を売りにする商品拡充で巻き返しを図っており、10月以降売り上げは回復傾向にある。12月が大幅なプラスだったとしても24年の伸び率は23年の3.6%増を大幅に下回る恐れがある。
12/30(月) 15:55配信 共同通信
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セブン―イレブン・ジャパンの既存店売上高増減率の推移
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