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複数の部下にパワハラ行為をしたとして、長崎県は25日、県央振興局の課長補佐級の男性職員(59)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とし、係長級に降格させたと発表した。「発達障害と思うけん、病院で検査を受けんね」などと発言していたという。
発表によると、職員は昨年5月~今年3月、部下3人に対し、「ばかじゃなかとね」などと強い口調で 叱責 や人格否定を伴う発言を繰り返した。このうち2人は精神疾患を発症した。
また、文化観光国際部の課長補佐級の男性職員(48)についても、部下に時間外勤務の申請を取り下げさせるなどのパワハラ行為があったとして、戒告の懲戒処分にした。
いずれの事案も、途中で把握した上司が注意していたが、改善されなかった。人事課は「ハラスメントにならない指導のあり方を伝えるなどし、再発防止を図りたい」としている。
読売新聞オンライン
2024/12/29 08:33
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