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12/25(水) 8:04配信 現代ビジネス ラーメン店で進む二極化
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
牛丼チェーン大手として知られる吉野家のラーメン業界進出が着々と進んでいる。
もともと、同社は2022年度~2024年度の中期事業計画として、ラーメン事業を次なる柱にすることを明言しており、2020年に誕生した「わだ」は2023年に東京進出。さらに、2024年4月にはラーメン店向けの麺・スープ・タレなどの製造や販売を行なう宝産業を子会社にした。吉野家のこうした動きは個人店が多いラーメン業界にとって一つの脅威になることは間違いない。
そして、このニュースをみて感じたのは、ラーメン業界のみならず各業界で進む「個人店淘汰」の流れである。
そもそも、吉野家のみならず、近年、ラーメン業界においてはこうしたM&Aが相次いでいる。
吉野家がラーメン店「せたが屋」を買収したのが2016年。
その後、つけ麺・ラーメン「春樹」などを運営する株式会社創業新幹線が「灯花」を運営するグッドヌードルイノベーションを買収(2019年)、今年もロピアを運営するOICグループの子会社であるeatopiaホールディングスがベジそばなどで知られる「ソラノイロ」を、「鳥良商店」など数々の飲食点を運営するクリエイト・レストランツホールディングスが「えびそば 一幻」を買収することがニュースになった。
いずれにしても、これらのM&Aによってラーメン業界の再編が進むことは間違いない。
それと共に、ラーメン店の倒産数が顕著に増えてきた。2024年1~9月のラーメン店の倒産状況は47件で、前年同期比から42.4%増となった。これは集計を開始して以降最多で、2023年(1~12月)の45件を抜く結果となっている。
一方、日本ソフト販売株式会社の調査によれば、逆にラーメンチェーン全体の店舗数は前年比で0.7%の微増。
つまり、個人店、あるいはそれに近い中小事業者は厳しい状況に置かれているが、チェーン店舗については比較的安定傾向にあるといえるのだ。(以下ソースで