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※2024年12月3日 20時59分
NHK
太平洋でのクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が南太平洋のフィジーで開かれ、来年の日本の近海を含む中西部太平洋での大型のクロマグロの漁獲枠はこれまでの1.5倍に増やすことで合意しました。
「中西部太平洋まぐろ類委員会」は先月28日から3日までフィジーで開かれ、日本やアメリカ、中国や韓国など加盟する26の国と地域が参加しました。
この中で来年の太平洋でのクロマグロの漁獲枠が議題になり、資源は回復傾向にあるとして、日本の近海を含む中西部太平洋での30キロ以上の大型のクロマグロの漁獲枠をこれまでの1.5倍に増やすことで合意しました。
また30キロ未満の小型のクロマグロは今より10％増やすことでも合意し、2014年に漁獲枠が設けられて以降、初めて増枠することになりました。
これにより来年1月から再来年3月までに日本が漁獲できるクロマグロは大型が2800トン余り増えて8421トンに、小型が400トン増えて4407トンになります。
水産庁は都道府県などへの割りふりを今後議論することにしていて、今月9日にも配分案が示される見通しです。
江藤農相 “漁獲枠の配分 要望聞きながら考える”
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大型クロマグロ 日本近海などの来年の漁獲枠 1.5倍で合意
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