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国内最大の日雇い労働者のまち、大阪市西成区・釜ケ崎で、雇用対策の中核となってきた「あいりん総合センター」。「釜ケ崎の象徴」とも言われた同施設が閉鎖した後も、敷地で野宿していた人たちの強制退去が1日朝から始まった。
土地を所有する大阪府が明け渡しを求めた訴訟で、5月に路上生活者側の敗訴が確定。府側が申し立て、1日午前7時ごろ、大阪地裁が強制執行した。
数年前からセンター前で野宿しているという高齢の男性は「行くところがないんや。これからどうしたらいいんや」と話した。
この後、大阪府市の職員らがバリケードでセンターの周りを囲う準備を始めた。
朝日新聞 2024/12/01
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