24/11/19 18:56:30.96 aw8AVKla9.net
1990年代のバブル経済崩壊以降、景気の低迷が続いてきた日本。「失われた30年」と言われ、最近では名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれて4位に転落したことも話題になった。だが、日本の経済成長率は働き手の減少を考慮すれば先進7カ国(G7)首位だった―。米ペンシルベニア大教授らがこんな調査結果をまとめた。
「長期低迷が常識とされてきた日本が、G7で首位に立てたのはなぜか」。意外な調査結果に関心を持った私は、調査した教授に、日本が良好な結果をたたき出した背景を取材。日本の専門家にも話を聞き、さらなる成長に向けて日本経済が抱える課題を考えた。(共同通信ブリュッセル支局=仲嶋芳浩)
▽実質成長率だと下から2番目
調査したのは、米ペンシルベニア大のヘスース・フェルナンデス・ビジャベルデ教授ら3人だ。調査の基となる主な数値は、世界銀行のデータベースから引用してG7で比較。今年8月に最新版を公開した。
GDPは、国内で一定期間に生み出されたモノやサービスの付加価値の合計を示し、景気動向や経済規模を示す目安とされる。調査によると、2008年から2019年までの日本の成長率は、物価変動の影響を除いた実質で年平均0・58%。G7では最下位イタリアに次いで下から2番目で、首位の米国の1・81%や、カナダの1・79%と比べると大きく見劣りした。
人口1人当たりの成長率では、日本は0・68%とやや改善する。人口そのものが減少傾向にあるためだ。G7全体で見ると4位だった。
▽人口当たりの比較は「誤解を招く」
今回の調査で着目したのは、15~64歳とされる生産年齢人口1人当たりのGDPだ。生産活動や消費の中心的な担い手になるとみなされているが、急速に高齢化が進む日本では大きく減少している。その分、日本の成長率を生産年齢人口当たりで見ると1・49%にまで改善し、G7では首位に躍り出る。ドイツの1・35%や、米国の1・34%を上回った。
全文はソースで 最終更新:11/19(火) 11:33
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