24/11/18 18:32:44.06 LH+LSagi9.net
首都圏で闇バイトを実行役にした強盗事件が相次ぐ中、警察庁の露木康浩長官は全国の警察本部長を集めた会議で「国民の体感治安が著しく悪化している」として、犯罪グループの中核的な人物を検挙し、戦略的に取締りを推進するよう指示しました。
18日、東京・千代田区で開かれた会議には全国の警察本部長が出席しました。
この中で、警察庁の露木長官は首都圏で相次ぐ強盗事件について、「手口が極めて残虐で、国民の体感治安が著しく悪化していて、極めてゆゆしき事態だ。全国警察が連携し、犯罪グループへの取締りを徹底することや、犯罪に加担しようとする人への呼びかけや保護を進めることが重要だ」と述べました。
そのうえで、強盗や特殊詐欺のほか、悪質ホストクラブの事案やサイバー犯罪など、さまざまな犯罪に「匿名・流動型犯罪グループ」が関与しているとして、グループの中核的人物の検挙や暗号資産などの犯罪収益の流れを解明すること、そして犯罪収益を徹底的に奪い、資金源を遮断することなど、戦略的な取締りを行うよう指示しました。
一方、ことし、鹿児島県警察や京都府警察の前の本部長が、指示の不徹底やパワーハラスメントなどで訓戒の処分を受けるなど、本部長による不祥事が相次いだことにも触れ、「都道府県警察の最高幹部である本部長によって適切とは言いがたい行動が取られていたことは誠に遺憾だ。本部長のひと言、一挙手一投足が、都道府県警察の組織や職員に与える影響の大きさを改めて自覚し、真のリーダーシップを発揮してもらいたい」と述べました。
NHK NEWS WEB
11月18日 17時20分
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