24/10/31 15:45:56.16 UPiogqFE9.net
【前略】
●パワハラに悩む氷河期世代の男性…30歳で離職→引きこもり
きっかけは、会社を辞めたことでした。
吉田大輔さん(仮名・50歳)、さかのぼること20年前、就職が厳しい時代、やっとのことで掴み取った就職先でしたが、人間関係に悩み退職を決断。
いまでいうパワハラが原因でした。ただ当時はそこまで問題視されることはなく
ただ会社からのノルマに耐えきれず辞めていった社員のひとりでしかなかったといいます。
2022年4月、事業主にパワハラ防止の措置を義務づけた「パワハラ防止法」が全面施行となりましたが
そもそも職場において行われるパワハラは、(1)優越的な関係を背景とした言動であって、(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
(3)労働者の就業環境が害されるもの の3つの要素を満たしたものをいいます。
―生まれる時代が悪かったんです
パワハラとの因果関係はわかりませんが、退職前に精神疾患を発症。
それでも「せっかく就職できた会社なんだから」と、働き続けようとしていたといいます。
しかし「このままでは大輔自身が壊れてしまう」と母・光枝さんが心配し、半ば強引に会社を辞めることになりました。
【中略】
●引きこもりの生活を支えていた「月17万円」の母の年金
症状は一進一退を繰り返し、なかなか改善が見られないまま20年の歳月が過ぎてしまった吉田さん。
その間、生活を支えたのは一緒に暮らす母・光枝さん(仮名・87歳)が受け取っている月17万円の年金。住まいは市内の団地で家賃2万5,000円。親子ふたりで暮らすには問題のないお金だったといいます。
【中略】
しかし光枝さんの我慢は、ある日、終わりを迎えます。倒れて病院に運ばれた際に、がんにおかされていることが判明。
しかも末期で手の施しようがないほど進行していて、1ヵ月持つか持たないか、という状態だったのです。
結局、病院に運ばれて2週間ほどで、光枝さんは息を引き取ったといいます。
―これから、どう、生きていけばいいのか
急にひとり取り残された大輔さん、周囲のサポートもあり、その後生活保護を申請。生活扶助として月7.8万円ほどを受け取っています。
また市営団地にも引き続き、住み続けることができて、ひと安心だといいます。
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ゴールドオンライン 2024/10/30
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