24/10/26 15:43:07.93 N9NJP9UL9.net
衆院選の投開票日が2日後に迫った。自民党の裏金事件に端を発した「政治とカネ」の問題が注目されるが、忘れてはいけないのが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の関係だ。
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件を受けてつながりが発覚後、初の大型国政選挙となる。
この問題を追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏や元信者らは、教団との関係を指摘された候補者をどう見るのか。(山田祐一郎)
◆「マザームーン」発言の山本朋広氏になかなか会えない
【中略】
エイト氏は2017年、山本氏が東京都内で開かれた教団の集会に来賓として出席し、あいさつで韓鶴子総裁を「マザームーン」とたたえたと報じた。
同年10月の衆院選中に山本氏に直接取材すると、選挙妨害だとして警察を呼ばれた経験がある。「懐かしいですね。あの時以来です」。駅前の交番を見ながらつぶやいた。
この日、夕方に大船駅周辺で街頭活動をするとの情報を受け、地元新聞社や複数の
テレビ局の記者が待ち続けたが結局、山本氏は姿を見せなかった。
地元で企画された公開討論会も欠席していた。「まさか会うのにこんなに苦労するとは。カルトと関係を絶ったと宣言しながら
選挙の場で積極的に説明しようという姿勢がないのは矛盾していますよね」とエイト氏は静かに指摘する。
◆「私はカルトではないから。随分、誤解されている」
翌日、夕方に別の駅で街頭活動をするという情報を得て向かうと、チラシ配りの準備をする山本氏を発見した。「やせましたか?」とエイト氏が声を掛ける。
「大変ですよ。人生が随分変わってしまいました。おかげさまでめちゃくちゃ厳しいですよ」。
驚いた山本氏が警戒しながらも応じる。旧統一教会との関係断絶について問われると「私はカルトではないから。随分、誤解されている」と返した。
チラシでも「信者だと誹謗(ひぼう)中傷を受け、被害に遭われた方々の心痛に共感した」と強調する。
「(スタッフの)○○さんはもういないんですか」とエイト氏が切り出すと「もう辞めてますね。
本人の希望です」と山本氏。「教団との関係を絶つ意味で?」と質問を重ねると、「そもそも信者かどうか知らない。内心の自由があるので確認はしない」と述べた。
その上で「(教団の集会に)呼ばれてあいさつしただけなので、組織的な関係は全くないですよ」と強調した。
遊説予定を公表せず、討論会に参加しなかった理由について、スタッフの男性は「逃げ回っているつもりはないのですが。
直前まで予定が決まらないんです。討論会も日程が合わなかったためです」と説明した。
神奈川4区は前回、前々回と小選挙区で勝利している立憲民主の前職早稲田夕季氏(65)に山本氏が挑む構図。
日本維新の会の新人加藤千華氏(26)、参政党の新人津野照久氏(57)も立候補している。
【中略】
1300人データベース 「旧統一教会」に加え「裏金」問題の有無も
政治家と教団との関係を検証する動きはエイト氏だけではない。両親が現役信者で、30代の元信者の「もるすこちゃん」
(仮名)は、総選挙に立候補した1300人余について、過去に報じられた教団との関係を、生成人工知能(AI)を使ってデータベース(DB)化。
「統一決別 解散総選挙 国会議員データベース」として公開し、投票の判断材料の一つにしてもらおうとしている。14日の公開後、8000件以上のアクセスがある。
DBでは、選挙区ごとにAIがこれまで教団との関係性が強いと判断した候補者名が赤色で示され、裏金に関係した場合は紫色、両方に関係ある場合は黄色になる。
候補者の裏金有無や教団との具体的な接点、関わり度合いの評価、その根拠となった情報のリンクを見ることができる一覧も作成した。
続きは東京新聞 2024/10/25
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
●最新のAI技術を活用
「統一決別 解散総選挙 国会議員データベース
URLリンク(morusuko.com)