24/10/07 18:53:22.28 OBGPx5cG0.net
>>5,8,9,10,11
>>28
ネット上では、日本経済はスタグフレーション(いわゆる悪いインフレ)だという見かたがあるようです。
ところで、>>12に書いたように、賃金を上げる前にまずインフレ(物価が高くなる)を進めてきた日本経済は、インフレが緩やか過ぎる状態が長引いていましたが、それは失敗とはみなされず、インフレがパワーアップするまで待ってきました。
背景にあるのは、ただ賃上げの前にインフレを起こしたいだけではなくヒトデ不足が心配される少子高齢化も問題である日本経済にとって、インフレの強化よりも、賃金が上がる前に雇用を増やす事を優先する狙いがあったのでしょう。
ですから、「真の目的は雇用を増やす事だから、インフレが緩やか過ぎても失敗ではないし、実質賃金が下がるのも問題ではない」などと言われてきたようです。
そこで、日本経済には、「景気は『緩やかに』回復している」と言われてきたように、とても緩やかではあってもインフレが賃上げの前に進んできたので実質賃金が上がらず、消費が伸び悩み、インフレを考慮した実質的な経済成長が緩やかな傾向があったと言えるでしょう。